サル日記

さあさ、みんなでおファンク踊ろ!

映画備忘録

エリジウム
主演:マット・デイモン
富裕スペースコロニーと貧困の地球との相克。スペーシーなアクション・ムービー。だが、病気が治癒する機械を何とかしないと、より人口過剰になっちゃうんじゃないかな。

 

『湿地』

 

『GHOUL グール』

 

『ANON アノン』
主演:クライヴ・オーウェンアマンダ・セイフライド
物語というよりは、演出で見せる作品。いろいろな監督からの影響が散見される。都市イメージなど、雰囲気は透徹されていて悪くなかったけれども、バキッとした構図やカット割りなどが欲しかった。観て損はないと思う。惜しい。

 

『10クローバーフィールド・レーン』
猟奇監禁やら異星人やら、いろんな要素を混ぜ込んだなあ。一粒で二度おいしい的な安っぽいキャンディみたいな印象。

 

『ガルヴェストン』

 

最近観た映画

8月25日~

『シンエヴァンゲリオン
 残念。『あ~あ、やっちゃったなあ』という感想。

チェインド
 監督はデヴィッド・リンチの娘さん。だけど父娘のDNAはまったく違うのではないかと疑うほど凡庸。見どころ無し。

『ガーディアン』
 戦闘以外は不器用な元特殊部隊兵士が、殺人現場を目撃した少女を守ろうとするという、レオン系の凡作。

ペントハウス
 ベン・スティラー主演のアクション・コメディ。ひどかったな。それでも最後まで観させたのは、やはりエディ・マーフィー御大。さすがだと思ったな。あとはサントラが欲しくなるほど音楽が良かった。

『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』
 大好きなケヴィン・ベーコンジェフ・ブリッジスが、ほぼ主演的に出ていたので観た。見どころはないけど『もう何でもいいや』と思わせるチカラがあった(苦笑)

 

いい映画を観た。

顔たち、ところどころ
監督 アニエス・ヴァルダ, JR

 素晴らしい映画だった。ドキュメンタリー映画のように見せかけた、ロードムービーの傑作だと思う。
 

 もちろんアニエス・ヴァルダはフランス・ヌーベル・バーグ左岸派として、みずみずしい「5時から7時までのクレオ」の監督なので言わずもがなだけれども、87歳にして衰えるどころか本作のような名作を撮るなんてさすがと感嘆するほかない。

 

 Amazon primeで観たんだけれど、レビューの賛否両論の振幅が激しかった。★印がひとつか五つという風に。オレ的に勝手な妄想をすると、おそらく★ひとつのひとは、これが「映画」であることがわからなかったんだと思う。アイデア一発で撮影を開始して、場当たり的にただ撮っていると勘ちがいして観てしまったのだろう。それはまったくの誤謬なんだなあ。なぜなら映画技法を駆使しているし、ちゃんと脚本もあるしロケハンもしているはずなんだ。もちろん演技も入っている。シロウトが出演しているからといってドキュメンタリーとは限らないのに、アニエス・ヴァルダの映画マジックに翻弄されちゃったんだろうなあ。案を練って計算ずくで撮影する。そしてそこに偶然性(即興性)を取り入れる。それこそヌーベル・バーグのファクターなのに。

 この映画に★をひとつしか付けなかったひとにはハリウッド映画だけが似つかわしい。

今日の映画とドキュメンタリー映画

ホドロフスキーの虹泥棒」監督:アレハンドロ・ホドロフスキー

 

 これまで「エル・トポ」と「ホーリー・マウンテン」しか観たことがなかったので、難解でエグいイメージしかなかったんだけれど、この作品はその印象を払拭してくれた。

 これといったストーリーもなく、意味もわからないところは変わりがないのだけれど、その辺の解釈は研究者に任せようと思う。

 ただ、ストレスもなく、こだわった映画技法を用いているわけでもないのに、集中力を欠くことがなく観ることができたのは、惹きつけるモノがあったからなんじゃないかな。それはつまり面白かったとゆうことだろう。
 尺が短いこともあるかもしれないけれど、肩のチカラを抜いて観ることができた。自分的には収穫があったと思っている。

 

次に、

「Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡」

 

 N.Yパンクの雄、ジョニサンのドキュメンタリー映画。ジョニサンの「L.A.M.F」は完成度の高い、捨て曲ナシの名盤だから、クスリはやっているだろうけれど、楽曲作りメインのロッカーだと思っていたし、当時から認められているひとだと思っていた。けれど、このドキュメンタリー映画を観て知ったのは、生粋のジャンキーで破天荒な人物だったということを知って驚いた。けど、そのあと「まあ、そうか」と納得する自分もいた。


 アルバムとしては、ニューヨーク・ドールズを2枚、ソロを2枚持っているんだけど、久しぶりにジョニサンを聴こうかなと思うと、どうしても「L.A.M.F」に走ってしまっていたんだけれど、ニューヨーク・ドールズから再度しっかり聴く必要があるなと感じた。そして、もっとLIVE盤が聴きたいってゆうのとアルバム「コピー・キャッツ」がぜひ欲しいな。

 

 享年38歳 R.I.P

Sly Stone

Amazon primeでスライのドキュメンタリーを観た。

特に胸を熱くするような発言などは無かったけれども、健在であるその姿に安堵した。

オレは6枚しかアルバムを持っていないが、また聴き直そうと思う。

オリンピックについて

 

 もしも、遠い異国でオリンピックが開催されるとして、その開催都市は毎日数百人の感染者が出ているところに、日本は選手団を当たり前のように喜んで派遣するのかな?

 

 それに、オレらが欧米諸国と一括りにするのと同じで、各国からしたら『アジア』ってゆう認識なんじゃないだろうか。しかも西アジアではなくて、東南アジア。日本はそう遠くないわけだ。加えて、インド株がマレーシアに波及して、今度はベトナム変異株も発生しているらしいじゃない。それらが流れ流れて、いくら日本が島国といえど、入ってくるでしょう? いまは落ち着き始めているけど、こっからズドンと増える可能性だってあると思うのね。ワクチン接種も出遅れているし、ボイコットする国があってもおかしくないんじゃないかな。

 

 それから、十分に準備してきているとはいえ、他国の選手団が多数来日するわけじゃん。こうゆう風に言うと、他国の選手には申し訳ないけれど、ひょっとしたら陽性の選手もいるかもしれない。そういった選手が競技を行うのを見に行くわけさ。危機管理は大丈夫なのかと思ってしまうと同時に、もし陰性だった選手が、日本に滞在しているうちに陽性になりました。重篤です。亡くなりました。なんてことがあったら、日本は責任取れるのかな。

 

 まあ、カネ関係だとか、いろんな要素が含まれていて、オリンピックやるってことになっているんだろうけれど『平和の祭典』なんだから「今」じゃねえだろってゆう気持ちはぬぐえないな。

初めまして。

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 こんな感じで気楽に、そして気ままに記事を書いてゆきたいと思います。

 文学は主に20世紀以前の作品が好きです。

 映画は主に1970年代以前の作品が主戦場ですが、アマプラでテキトーなのを観て、それを記事にするかもしれません。

そう! 真剣なテキトーさを追求してゆきたいんです!!

 軽すぎて不快だったら、ごめんなさいです、はい。

 さて、一発目は好きな音楽を紹介しますね。

 『Tokyo Saucer』アーティスト名:Cookin' On 3 Burners

 3分弱なので、聴いてみてもらえるとうれしいです。

 

www.youtube.com